お客様の個人情報が処理される場合、お客様は一般データ保護規則(GDPR)の意味におけるデータ主体であり、管理者に対して以下の権利を有します。
1.情報を取得する権利
お客様は、自身に関する個人情報がams OSRAMによって処理されているか否かについて、当社に確認を求めることができます。
お客様の個人情報が当社によって処理されている場合、お客様は管理者に以下の情報を要求することができます。
- 個人情報の処理目的
- 処理された個人情報のカテゴリー
- お客様に関する個人情報が開示された、または開示される予定である受取人または受取人のカテゴリー
- お客様に関する個人情報の保存が予定されている期間、またはその具体的な詳細が不可能な場合、その期間の決定に用いられる基準
- お客様に関する個人情報の訂正または消去を求める権利、管理者によるデータ処理を制限する権利、またはそのような処理に異議を申し立てる権利の存在
- 監督機関に苦情を申し立てる権利
- 個人情報がデータ主体から収集されたものでない場合、その情報の出所に関して利用可能なすべての情報
- GDPR第22条第1項および第4項で言及されている、プロファイリングを含む自動処理による決定の存在、および少なくともそのような場合に、関連するロジックについての意味ある情報、およびデータ主体にとってのそのような処理の重大性および予想される結果
- お客様に関する個人情報が第三国または国際機関に転送されるか否か、およびGDPR第46条に準拠するどのような適切な保護措置が提供されたか。
情報が科学的または歴史的な研究の目的、あるいは統計目的で処理される場合、研究または統計の目的達成を不可能にする、または著しく損なう可能性があり、研究または統計の目的達成を確約するために必要である限りにおいて、情報を取得する権利が制限される場合があります。
2.訂正する権利
お客様は、お客様に関する処理対象の個人情報が不正確または不完全である場合、その訂正および(または)補足を要求する権利を有します。ams OSRAMは直ちにその情報を訂正します。
3.処理を制限する権利
お客様は、以下の状況において、お客様に関する個人情報の処理を制限するように要求することができます。
- お客様に関する個人情報の正確性について異議を唱える場合、管理者がその個人情報の正確性を確認できるように、一定期間当該データの処理が制限されます。
- 処理が違法であり、かつお客様がその個人情報の消去に異議を唱え、代わりにその使用制限を要求する場合。
- 管理者は処理目的のためにその個人情報が不要になったものの、お客様より法的請求の確立、行使、または弁護のためにそれが必要とされる場合。または
- お客様がGDPR第21条1項に基づき処理に異議を申し立て、かつ管理者の正当な事由がお客様の事由より優先されるか否かがまだ検証されていない場合。
お客様に関する個人情報の処理が制限された場合、その情報は、保存を除き、お客様の同意がある場合、または法的請求の確立、行使あるいは弁護のため、または他の自然人あるいは法人の権利保護のため、または欧州連合もしくは加盟国の重要な公共の利益のためにのみ処理されます。
上記の状況に従って情報の処理が制限された場合、制限が解除される際にはそれに先立ちams OSRAMがお客様に通知します。
4.消去する権利
以下のいずれかの事由に該当する場合、お客様はams OSRAMに対し、お客様に関する個人情報を遅滞なく消去するよう要求することができます。
- お客様に関する個人情報が、当初の収集または処理の目的達成に必要でなくなった場合。
- お客様がGDPR第6条1項(a)または第9条2項(a)に基づき、その処理が根拠とするお客様の同意を撤回し、その処理に他の法的根拠がない場合。
- お客様がGDPR第21条1項に基づいて処理に反対し、その処理にそれより優先される正当な事由がない場合、またはお客様がGDPR第21条2項に基づいて処理に反対する場合。
- お客様に関する個人情報が違法に処理された場合。
- 管理者に適用される欧州連合または加盟国の法律における法的義務を遵守するために、お客様に関する個人情報を消去する必要がある場合。
- お客様に関する個人情報が、GDPR第8条1項(子どもの同意)において言及される情報社会サービスの提供に関連して収集された場合。
5.忘れられる権利
ams OSRAMがお客様に関する個人情報を公開し、第4条に定める要件に従ってその情報を消去する義務を負う場合、ams OSRAMは、利用可能な技術および実施のコストを考慮した上で、合理的な措置を講じ、お客様の個人情報をさらに処理する管理者に、お客様が自身の個人情報へのあらゆるリンクの消去を要求していることを通知します。
6.消去する権利の例外
個人情報の処理が次に該当する場合、お客様はその消去を要求する権利を有しません。
- 表現の自由および情報の自由を行使するため。
- 管理者に適用される欧州連合または加盟国の法律により処理を必要とする法的義務を遵守するため、または公共の利益あるいは管理者に付与された公的権限の行使において行われる業務を実行するため。
- GDPR第9条2項(h)および(i)、GDPR第9条3項に基づく公衆衛生の分野における公共の利益のため。
- (a)において言及された権利がその処理の目的達成を不可能にする、または著しく損なう可能性がある限りにおいて、GDPR第89条1項に基づく公共の利益、科学的または歴史的研究目的、あるいは統計目的におけるアーカイブ目的のため。または
- 法的請求の確立、行使あるいは弁護のため。
7.通知の権利
お客様がams OSRAMに対して訂正、消去、または処理の制限を要求する権利を行使した場合、当社はお客様に関する個人情報が開示された各受取人に対し、あらゆる情報の訂正、消去、または処理の制限を通知しますが、それが不可能であることが判明した、または不相応な労力を要する場合を除きます。要求に応じて、当社はお客様に受取人が誰であるかを通知します。
8.データポータビリティの権利
お客様は以下を条件として、お客様がams OSRAMに提供した、自身に関する個人情報を、構造化された、一般的に使用される、機械可読形式で受領し、別の管理者に送信する権利を有します。
- その情報の処理が、GDPR第6条1項(a)またはGDPR第9条2項(a)に従った同意、またはGDPR第6条1項(b)に従った契約に基づくものであり、かつ
- その処理が自動化された手段により実行される場合。
また、技術的に可能な場合、お客様は自身に関する個人情報をams OSRAMから別の管理者に直接送信させる権利も有します。これが他者の権利と自由に悪影響を及ぼしてはなりません。
データポータビリティの権利は、公共の利益または管理者に付与された公的権限の行使において行われる業務を実行するために必要な個人情報の処理には適用されません。
9.異議を申し立てる権利
お客様は、GDPR第6条1項(e)または(f)に基づいた、お客様の個人情報の処理(これらの規定に基づくプロファイリングを含む)について、随時異議を申し立てる権利を有します。
それを受けてams OSRAMは、お客様の利益、権利、自由より優先されるやむを得ない正当な事由がある場合、または法的請求の確立、行使、弁護の目的でお客様の個人情報を処理する場合を除き、お客様に関する個人情報の処理を中止します。
お客様に関する個人情報がダイレクトマーケティング目的で処理される場合、そういったダイレクトマーケティングに関連する範囲のプロファイリングを含め、お客様はそのようなマーケティングを目的としたお客様に関する個人情報の処理に随時異議を申し立てる権利を有します。
お客様がダイレクトマーケティング目的の処理に異議を申し立てる場合、お客様に関する個人情報がそういった目的のために処理されることはなくなります。
またお客様は、GDPR第89条1項に従い、科学的または歴史的研究目的または統計目的で処理されるお客様に関する個人情報の処理に対しても異議を申し立てる権利を有します。
お客様の異議を申し立てる権利は、研究または統計の目的達成を不可能にする、または著しく損なう可能性があり、かつ研究または統計の目的達成を確約するために制限が必要である限りにおいて、制限される場合があります。
10.データ保護法に基づく同意の表明を撤回する権利
お客様は、データ保護法に基づいたお客様の同意の表明を随時撤回する権利を有します。お客様が同意を撤回しても、撤回するまでのお客様の同意に基づいた処理の合法性には影響しません。
11.プロファイリングを含む、自動処理による個人に関する決定
お客様は、お客様に関して法的効果を生じさせたり、同様に重大な影響を及ぼす、プロファイリングを含む自動処理にのみ基づく決定の対象とならない権利を有しています。ただし、決定が次に該当する場合、この限りではありません。
- (1) お客様と管理者との間の契約締結または履行に必要な場合
- (2) 管理者に適用される欧州連合または加盟国の法律が認めており、かつそれらがお客様の権利と自由および正当な利益を保護するための適切な措置を定めている場合または
- (3) お客様の明示的な同意に基づく場合。
(1)および(3)に該当する場合、ams OSRAMは、お客様の権利と自由および正当な利益を保護するための適切な措置を講じ、少なくとも管理者側に人間を介在させる権利、お客様自身の意見を表明する権利、決定に異議を申し立てる権利をお客様に付与します。
これらの決定がGDPR第9条1項で言及される個人情報の特別なカテゴリーに基づいている場合、上記の例外は、GDPR第9条2項(a)または(g)が適用され、お客様の権利と自由および正当な利益を保護するための適切な措置が講じられている場合にのみ適用されます。
12.監督機関に苦情を申し立てる権利
他の行政上または司法上の救済措置に影響を与えることなく、お客様は、お客様に関する個人情報の処理が一般データ保護規則(GDPR)に違反していると考える場合、特にお客様の常居所、勤務先、または被疑侵害場所の加盟国において、監督機関に苦情を申し立てる権利を有します。
ams OSRAMの管轄当局:
バイエルン州データ保護監督局
Postbox 1349
91504 Ansbach
ドイツ
苦情の申し立てを受けた監督機関は、申し立ての進捗状況および結果について、GDPR第78条に基づく司法上の救済措置の可能性を含め、申立人に通知します。
上記の権利に関する詳細情報と説明は、欧州委員会のウェブサイト 「Rights for citizens(市民の権利)」 で参照することができます。